道東 East part of Hokkaidou

最近二回ほど道東へ行っている。最初に道北は稚内のおばのところへ行ってそれから道東へ行って、函館生まれの私はこれでやっと道産子になれたか、道産子と胸を張って言えると感慨深かった。道北への途中旭川に寄ったが旭川は日本ではないロシアではないかと思った。町並みが以前訪れたロシアの町に似ていた。いまにもそこに冬は零下20度以下になる戸外で働いているロシアの人々がいるのではないかと思った。

が、道東は違っていた。根室もそのあたりもロシア語の看板が目立ち異国の様子を呈していたが、私が違うと思ったのはそこに住む人々である。確かに日本人で日本語を話す。親切でおおらかで、かってロシアで私が受けた親切な人々そのものなのだ。こんな私から遠く離れた地にも(勝手に思っています)代々生を営んできた人々がいる、今は豊かに生活をしているけれども昔はとてもとても大変だったろうとそんな事を思うといとおしくなる。いとおしくてたまらなくなる。土地も、建物も、空気も もちろん人々もいとおしいと思うのだ。そしてなぜ道東だけそんな風に感じるのか私自身不思議だった。ある記事を読んで納得した。道東はそのその昔は離れた大陸だったと。だから土地のにおいも、人も空気も違うと感じたのかもしれません。納得の記事でした。