平成の3賢人 Three wisemen in Heisei period
平成の3賢人と私が思う方々とその理由:
木村太郎さん(Mr Taro Kimura commentator) 三人の中で一番見識が高いと思うのが彼。年齢も一番年上なのでトップバッターでおねがいします。その昔NHK9時のニュースでキャスターを務め「私事で恐縮ですが」と毎回はなして有名になった。特にアメリカ大統領選では情勢を分析してトランプ氏が大統領になると言っていた。トランプ氏が大統領になった後「木村さんはトランプさんを支持しているのですか」としつこくきかれても木村さんは「状況から判断してのことですと言っていた。Mrサンデーでコロナに関して「できないことをできるようにするにはどうすればいいか考えるのがいい」と言っていた。御意。その他イロイロ理由があるが常に冷静で周囲の気配を読みながら流されないのは見習うべきところでもある。
池上彰さん(Mr Akira Ikegami) そのトランプ大統領選の真っ最中に池上彰さんの講演を聞いた。当然話題はトランプ氏とクリントン氏がいまどんな状態にあるかが主だったが最後に難民について話した。仕事でも自費でも世界各地の難民キャンプを回って肌で感じている方の一言は「難民に必要なのは教育」と言い切りました。私は「えっ」と思った。心に響いた。どのような教育が難民に必要なのだろうか心に残った。テレビで難民を見るたびに教育は受けているのだろうか、うけているとすればどんな教育をうけているのだろうと思うようになった。何故この人なのか。それは自分に近いから同じ空気を吸っているから、同じラインにいることがあるから。
コロナウイルスに関して、グローバル化とはこういうこともそうなんですよと言った。全くそのとおりでコロナウイルスが世界のあちこちに飛ぶスピードはウイルスのグローバル化だと思っていたので代弁していただいたように思いました。
最後の北野武さん(Mr. Takeshi Kitano comedian film director) 展覧会を二度見ました。一度目は広い展覧会場でした。そのなかで一枚だけぽつんと展示してあったA4サイズの書に震えました。数多い作品の中でたった一枚の書がすべてを圧倒していました。
二度目は銀座で開かれた絵の個展です。会場には展覧開始前日に最終チェックに訪れた時の北野武さんが担当者との会話のなかでこう言いました。一枚一枚はたいしたことなくてもこれだけ(100枚以上)集まるとなかなかと言っていました。見ごたえ十分心から作品を楽しみました。