詩 Poem

「人に読んでもらって初めて それは詩になるのよ。」 そう言われたそう。確かに、確かに。

私は人の詩を読むのを好まない。詩というのは個人的なもの、ごく個人的なものと思うから。詩を読むということは人の心の奥深く覗き込むことになるから。そこには苦しみ、悲しみ、喜び、生きざまがみえるから。詩は短い文章であらわしているから、そこにさまざまなものが凝縮している。重すぎることもある。吐きたくなることもある。胃がゴロゴロしてアップアップになることもある。それが詩人の伝えたいことだとしたら。

それはそれでいい。